9/30(金)22時に販売開始となりますこちらのハンティングジャケット。
襟元の裏地と裾の裏地の一部にダメージがありましたのでお直ししました。
基本的には出会ったヴィンテージはお洗濯やクリーニングは別として、出来るだけそのままの良さでお送りしたいと思っていますが、今回ようなダメージは放っておくとどんどん広がり、表地にもダメージが出やすくなりますし、何より快適に着用し続けるのは難しいです。
お直し前とお直し後の写真を載せながらその変化をご紹介いたします。

こちらが襟元の裏地のダメージ。
実際は写真よりもパックリと破れていて、このまま着ていたらどんどん広がってしまうし、表地にも影響が出てしまいます。可愛いジャケットなのでそれはもったいない。
古いフランスの服のお直し方法ってほとんどパターンが決まっていて、(各ご家庭で直されていたものの)今回はその中でも代表的な刺繍でのお直しをしていきます。


お直し後はこんな感じでしっかり補強されています。
次は裾のダメージのお直し前。

こんな感じで破れています。こちらは襟よりもダメージがきつかったので、先ほどと同じ刺繍でのお直しですが、もっと細かい目にする事にしました。

完成がこちら。
襟元も裾も着用時には見えない箇所ですが、見える見えないというよりも、ここまでのダメージはやはりお直しした方が、長く快適に着続けられますね!
それではまた!
MOUCHI BROCANTE
むうち
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