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Adolphe Lafont:義理の兄弟に作った2着から生まれた歴史

Adolphe Lafont(アドルフ・ラフォン)は1844年に始まったワークウェアブランドです。創業からそろそろ180年を数えようとしている大老舗。


実はその始まりは、LAFONTのウェブサイトで紹介されているものとWikipediaで説明されているもので大きな違いがあるのですが、僕は前者を前提にして後者を補足的なものとして考えています。


その始まりとなった2着は、どちらもフレンチヴィンテージ好きにはおなじみのモデル。むうちブロカントでも販売したことのあるものなので、画像付きでご紹介します。


ワークパンツ:Largeot(ラルジョ)


©Mouchi Brocante
©Mouchi Brocante

公式サイトによると、ラフォンさんが大工をしていた義理の兄弟にパンツを作ったのが始まり。


このパンツにはLargeot(ラルジョ)という名前が付けらました。現代ではモールスキンやコーデュロイのワークパンツを指す単語になっています。なので、初めてラフォンさんが作ったこのワークパンツも、モールスキンかコーデュロイだっただろうと思います。


Wikipediaによるとアドルフ・ラフォンがラルジョを作ったのは1896年となっているので、商標登録か何かをしたのがこの年なのかなと思います。


サロペット:Cotte 406(コット406)


©Mouchi Brocante
©Mouchi Brocante

同じ1844年。ラフォンさんは続いてサロペットを同じ義理兄弟に作ったと言われています。こちらにはcotte 406(コット406)という商品名が付けられています(コットはサロペットを指す一般単語)。


検索するとコット406は八の字ジップなので、19世紀半ばから八の字サロペットがあったということになります。


20世紀にはイタリア系フランス人のコメディアンColuche(コリューシュ)が頻繁にサロペットを着用していたことから、フランス国内で大人気を博すことになりました。


その後にアドルフ・ラフォンが着手したのがブルー・ドゥ・トラヴァイユです。それがいつのことだったかは書かれていませんが、アドルフ・ラフォンといえば1950年代まではモールスキンやコーデュロイなどゴツい生地のイメージが非常に強いので、あまり早くなかったのではと思っています。


今回は、日曜日に黒モールスキンの八の字サロペットを販売するのでブログに書いてみました。


アドルフ・ラフォンの始まりの一つとも言える八の字、もといコット406。フランス内でも見つけるのが非常に困難になってきています。

歴史を感じることのできるモデルを、ぜひ手にしてみてください!


むうちブロカント

ボウズ

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