1950年代頃に製造された、LABOR(ラボール)の黒シャンブレーアトリエコートです。
もとは主に小学校の教師と生徒が着用していた衣服で(映画『大人は判ってくれない』(1959)では、作中で先生役の方が着用されています。)、埃が目立たず洗濯する頻度が少なくて済むため、一般家庭でもcache-poussière(埃隠し)として愛用されていました。
フレンチヴィンテージを代表する衣服の一つです。いつ見てもどの角度から見てもかっこいいです!
また、ラボールのシャンブレーコートはメティスのデッドストックの個体を一着販売しておりますが、そちらに付属する仕様書を読むとメーカーが服作りにかなり几帳面であったことが伺えます。
シルエット、ボタンをつける位置、ポケットの形、計算されたゆとりなどとても細かく服を製造していたようです。
またこのポケットですが、他のメーカーでは見られない直線的で角ばったフォルムをしていてとても綺麗です。
こちらはコットンです(もしかしたらリネンがほんの少し入っているかもしれません)。
左ポケットの下側に、錆とそれによる小さな穴があります。ベルトの金具の影響によるものだと思われますが、シャンブレーコートにつく錆ほど美しい「汚れ」はありません。モノクロの生地にぽつりと浮かぶオレンジ色は本当に綺麗です(まるで1939年版の映画『オズの魔法使い』のよう!)。
サイズ 48-L
着丈 119cm
肩幅 47cm
身幅 60cm
袖丈 63.5cm
発送やその他注意事項について、サイトのABOUTページに記載しております。お買い求めの際はそちらをお読みください。
【SOLD、50s】LABOR コットンのブラックシャンブレーアトリエコート
¥0価格