【YouTubeに着用動画あり】
1940年代頃に製造された、コットンのワークパンツです。
なんと言っても大きなお直し無しでもめちゃくちゃに映えるエイジングと、シングルながらかなり強い縫製が最高です!
ブルー・ドゥ・トラヴァイユの縫製が薄いグレーになっているのは本当にかっこいいですね。コットンやリネンの糸だからこそ色が抜けてしまっていて、50年代以降から見られるようになる化学繊維の糸とは雰囲気も強度も全くの別物です。
それから、縫製に沿ってつけられたポケットもかわいいですね。その部分だけが手や物の出し入れなどでアタリが出たりお直しがあったり、ちょっとしたアクセントになっています。こういうところこそ、デッドストックには出せない「味」です!
ウエストには2ヵ所、絞られていた跡があります(他の部位より色が残っているところ)。15歳ほどの男の子が、親や兄弟のお下がりでも使わされていたのかしらなどと想像できてしまいますね。
そして後ろのマルタンガル、ヴィンテージパンツではよく見るディテールですが、やっぱりついていると強いアクセントになってテンションが上がります。
ベルトループがなくてもアジャストできて履きやすい!
このバックルに刻印がありませんので、フランス国内でも田舎で使用されることを想定して製造されたことがわかります。
ちなみに英語ではシンチバックですが、フランス人はこれにもマルタンガルの単語を使う方が多いと思います。あとはアジャスターとかベルトとかでしょうか。
ボタンはコロゾ製です。この年代に溝もついているこの形は結構珍しいです!
右側のサスペンダー用ボタンが1つ欠損しています。
メーカーはLe Très Souple(ル・トレ・スープル)。「とってもしなやか!」とかそんな感じの意味です。
この時代のメーカーは自社が目指す製品の特徴をそのままメーカー名にしていてかわいいですね。
サイズ 表記は無し
ウエスト 84~87cm
股上 34.5cm
股下 64cm
総丈 95cm
裾幅 22.5cm
コンディション
8/10
見たところ破れは一切ありません。唯一、先述の通り右側のサスペンダー用ボタンが欠けているのみです。
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