1940年代頃に製造された、ブルーのワークジャケットです。
こちらはPTT(Postes, Télégraphes et Téléphones)の従業員に支給された物で、内ポケにはPTTのスタンプが押されています。白ペンキのような楕円と文字列がとても良いバランスで、見ているだけでとても気分が高揚します...!
PとTの間にスポットライトが当たったような濃淡が妙に綺麗です。
PTTは、現在の郵便局(La Poste)の前身です。1879年から1990年までの110年間、名称を変更しながら存続した公的期間です。
PTTやその一部であるCNETなどは、ル・コルビュジエが愛用したレザージャケットなどの他のワークウェアでたまに見かけますが、ブルーは非常に珍しいです。
また、首元に配されたアグラフ(フック)もまたかなり珍しいディテールです。
コットンのワークジャケットで、首元にアグラフが付けられている物をこれ以外に見たことがありません。
ボタンもアグラフも留めた際には、丸襟を一層綺麗に揃えることができます!
ところで、フレンチヴィンテージのワークウェアといえばやっぱりブルー!
それ無しでは始められないと言っても過言ではありません。
しかしながら、象徴的だからこそ選択肢がありすぎてどのブルーの一着を手にすればいいか迷ってしまいます。
モールスキン、コットン、リネン/コットンのメティス。欲しい生地のものがあれば、あとは素材の質やボタン、縫製、その他のディテールで決めるのが選び方の流れです。
こちらのワークジャケットは、先述の通りディテールに関して(スタンプとアグラフ)希少性が高いばかりでなく見た目もかっこいいです。
また素材に関しては、頑丈で軽い非常に良質なコットンが使用が使用されています。
ボタン...すべてオリジナルで、コロゾ(植物性アイボリー)です。
コンディション...10/10
デッドストックです。
当時の洗濯方法に則って、デッドストックを一度ノリはがししています。
水通しと違い、数十年分の汚れをしっかりと落としきることができ、またこの過程を踏むことで色の耐久度も上がるそうです。
サイズ...48
着丈 72cm
肩幅 45.5cm
身幅 54cm
袖丈 64cm
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¥48,000価格