1950年代前半頃に製造された、コットンのシャンブレーコートです。
コットンではありますが非常にキメが細かく生地の軽い、メティスのような素材です。
少し珍しいパリのメーカーです。ブルーワーカーが他の地域より少なかったはずなのでワークウェアの製造が活発ではなかったと思いますが、シャンブレーはフランスのワークウェアの中でも教員の方々や小学校の生徒が着ていた物なので、パリでも需要が高かっただろうと思います。
こちらの個体は袖にベルトがついていますので、職場の中でも何かしらの役職を任されていた方が着ていた物です。そういった意味で、袖にベルトのついているワークコートは比較的生産数が少ないです。
曲線でかたどられているのも、50年代前半頃までの服にしか見られない、かわいい作りです。
また、ボタンはすべてオリジナルのものが残っています。
メタル製の黒ボタンがついているジャケット類は多く存在するわけではありません。その分希少性が高く、見た目も非常にかっこいいです。
腰ベルトは珍しく、それ自体にベルトループがついています。地味ですがこれは今まで見たことのないディテールです。
おそらく着られていません。ノリは残っていないのでデッドストックではなく、ミントコンディションです。
ディテール、生地ともに最高のコットン黒シャンコート、こちらもフランスにはもう数多くありません。一着持っておきたい、一着あるけどもっと欲しいと感じられている方々におすすめです :)
サイズ 44
着丈 111cm
肩幅 46cm
身幅 55cm
袖丈 62cm
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【SOLD】50s メタルボタンのシャンブレーコート
¥0価格