1960年代頃に製造された、サイクリングジャケットです。
メーカーはADOLPHE LAFONT(アドルフ・ラフォン)です。
1844年、大工をしていた義理の兄弟に、モールスキンのパンツを作ったところから始まったワークウェアメーカーです。
主にモールスキンやコーデュロイなどといった、ゴツめの服を製造していましたが、徐々に網羅する範囲は大工にとどまらずに、農夫や炭関連、レストラン、パン屋など多くの職種の衣服を作るようになっていったようです。現在ではアドルフ・ラフォンがその服を製造する職種の数は230にも上ると言われています。
アドルフ・ラフォンといえばな、八の字に配されたジッパー。もちろんサロペットがとりわけそのディテールで有名ですが、こちらのサイクリングジャケットなどでもそれが輝いています。
作業の邪魔にならないよう袖丈が短く設計される一般的なワークジャケットと違い、二輪車に乗ることを想定して着丈が短く設計されたサイクリングジャケットは袖丈が相対的に長くなっています。
また、裾の両端にはゴムが内蔵されていて、ウエストを少し絞る形になっています。
そのようなシルエットもサイクリングジャケットの魅了の一つ!
モールスキンの素材も、1950年代に残ったものがそのまま使用されている感じで、がっしりとしたとても良い生地です。
また、上に書いたようにシルエットは従来のワークジャケットと違いますが、身体を締め付けるようなものではありません。
良い着心地です!
袖口付近に若干の色褪せがあり、それが非常に心地よい色のコントラストになっていてとても神秘的です。
ボタン...プラスチック製です。
コンディション... 8 / 10
全体的にとても良いコンディションです。
4枚目の写真をご覧いただければ映っていますが、ジッパーの隣に小さな穴が空いています。こちらはちょうど生地が二重になっている部分ですので、着用に支障をきたしません。
サイズ 44
着丈 70cm
肩幅 45cm
身幅 57cm
袖丈 64cm
当時の洗濯方法に則って、マルセイユ石鹸で手洗いしています。
手洗いをすることで生地を無駄に傷めずに済み、より長くご着用いただけます。
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