1950年代頃に製造された、ブラックシャンブレーのアトリエコートです。

 

メーカーはLABOR(ラボール)。

生地、糸、ボタンの選定から必要なゆとりの計算、色落ちのしにくさの向上など隅々までを非常に細かく行っていていた会社です。

 

個人的にはとても好きなメーカーで、ラボールはそのボタンにフレンチヴィンテージでも品質・希少性ともに最高級と言える、放射線状に彫りの入った木製ボタンを使用します。

こちらのモデルが実際に服に付けられているのはラボールのシャンブレーコートと1930年代のル・コルビュジエジャケットでしか見たことがありません。

 

ボタンの色はかなり落ちていますが、経年するとこうなるのかと観察できて本当に面白いです。

 

こちらのモデルのボタンには文字通り実際に透き通っているのでは、と思ってしまうほどに澄んだ美しい透明感と色合いがあります。

経年して色が抜けてもこれほど美しいのは、もはや感動的です。

 

 

メーカーの理念の通り、ボタンとは違い生地はあまり色落ちしていません。

ボタンから察するに十分作業に使われ洗濯されていると思いますが、これほど生地が色落ちしていないのはすごいです。

 

 

直線的なセットオンポケットもラボールならでは!

ポケット口の幅広にとられた補強布も相まってとても魅力的です。

 

 

シャンブレーコートは、主に小中学校の教師やその生徒に着用された服です。

映画『大人は判ってくれない(1959)』でも先生が着用しています。

 

また、黒、白、グレー3色の糸が混合したその生地は埃がついても目立たないという特徴があり、各家庭や職場でも埃隠し(cache-poussière)と呼ばれ重宝されました。

 

 

ボタン...木製で、すべてオリジナルです。

 

コンディション...ベルトが欠損しています。

ほかにはダメージ、擦れなどなく非常に良い状態です。

 

当時の洗濯方法に則って、マルセイユ石鹸で手洗いしています。

手洗いをすることで生地を無駄に傷めずに済み、より長くご着用いただけます。

 

 

サイズ

着丈 119cm

肩幅 44.5cm

身幅 55.5cm

袖丈 63cm

 

 

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50s LABOR 黒シャンブレーのアトリエコート

¥40,000価格