1960年代頃に製造された、後期型のM-52チノパンツです。
スタンプにはARIEL AIZENAYと書かれているため、フランス西部のコミューン、エズネで製造されたことがわかります。
M-52チノパンツは1946年から始まった第一次インドシナ戦争で、M-47モデルに次いで製造が始まったモデルです。
最近はフランス国内でM-47カーゴパンツよりもずっと見なくなってしまったM-52パンツ...
実はこちらの方が今では希少性が高いのではと思います。
デッドストックともなれば尚更!
M-47パンツ同様前期と後期で違った良さがあるものの、一方がもう一方よりも高くなるということはありません。
価格を左右するのはディテールや素材、サイズといった部分になります。
シンプルながらもタックの入った前面とフラップポケットの配された後ろ面(ない場合もあります)のバランスがとても合わせやすく、また太めのシルエットなので穿き心地もよく人気を博しています。
M-47パンツやM-64パンツとは対照的なそのシンプルさが、それらのモデルとは違うベクトルの良さを持っていてとても素敵です!
またその合わせやすさは非常に秀でていて、ローテク/ハイテクスニーカー、革靴、ブーツなど様々なシューズ類を合わせられることから多様なスタイリングに使える万能さを持っています!
股には補強と脚の可動域を広げる二つの効果を持つクロッチも配されています。
(12枚目の写真をご覧いただくと右側に青い線が3本入っていますが、こちらは光の影響です。実際にはありません)
ボタン...すべてオリジナルで、プラスチック製です。
コンディション... 8.5 / 10
裾に小さなダメージがありますが、それ以外に特筆すべき点はありません。こちらのダメージも着用には影響しません。
サイズ 41
ウエスト 36cm
股上 31cm
股下 77cm
総丈 105.5cm
裾幅 23.5cm
当時の洗濯方法に則って、マルセイユ石鹸で手洗いしています。
手洗いをすることで生地を無駄に傷めずに済み、より長くご着用いただけます。
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