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更新日:10月24日


ABOUTに記載している事と少し重複しますが、現時点でのMOUCHI BROCANTEでご利用可能な決済方法とご購入後の流れについて書いていきます。


まず、クレジットは【VISA、Master、JCB、American Express、Diners Club、Discover】などがご利用いただけます。


デビットカードもご利用可能です。(上記ブランドとMaestro等)

ご自身が設定されている上限額以上になりますとエラーになります。

その他にもデビットカードで決済が上手くいかない場合は、ご利用のカードの金融機関にお問い合わせ頂くと解決する事があるようです。

ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。



ご購入後の流れですが、決済時にご登録頂きましたメールアドレスに必ずメールを送らせて頂いております。(時差の関係で最大10時間ほど間が空く可能性がございます。)


また、商品発送後にも上記アドレスに発送のご連絡を致しております。その際に商品の追跡番号も一緒にお伝えしています。


メールが届かない方は迷惑メールBOXをご確認下さい。


何かご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


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Adolphe Lafont(アドルフ・ラフォン)は1844年に始まったワークウェアブランドです。創業からそろそろ180年を数えようとしている大老舗。


実はその始まりは、LAFONTのウェブサイトで紹介されているものとWikipediaで説明されているもので大きな違いがあるのですが、僕は前者を前提にして後者を補足的なものとして考えています。


その始まりとなった2着は、どちらもフレンチヴィンテージ好きにはおなじみのモデル。むうちブロカントでも販売したことのあるものなので、画像付きでご紹介します。


ワークパンツ:Largeot(ラルジョ)


©Mouchi Brocante
©Mouchi Brocante

公式サイトによると、ラフォンさんが大工をしていた義理の兄弟にパンツを作ったのが始まり。


このパンツにはLargeot(ラルジョ)という名前が付けらました。現代ではモールスキンやコーデュロイのワークパンツを指す単語になっています。なので、初めてラフォンさんが作ったこのワークパンツも、モールスキンかコーデュロイだっただろうと思います。


Wikipediaによるとアドルフ・ラフォンがラルジョを作ったのは1896年となっているので、商標登録か何かをしたのがこの年なのかなと思います。


サロペット:Cotte 406(コット406)


©Mouchi Brocante
©Mouchi Brocante

同じ1844年。ラフォンさんは続いてサロペットを同じ義理兄弟に作ったと言われています。こちらにはcotte 406(コット406)という商品名が付けられています(コットはサロペットを指す一般単語)。


検索するとコット406は八の字ジップなので、19世紀半ばから八の字サロペットがあったということになります。


20世紀にはイタリア系フランス人のコメディアンColuche(コリューシュ)が頻繁にサロペットを着用していたことから、フランス国内で大人気を博すことになりました。


その後にアドルフ・ラフォンが着手したのがブルー・ドゥ・トラヴァイユです。それがいつのことだったかは書かれていませんが、アドルフ・ラフォンといえば1950年代まではモールスキンやコーデュロイなどゴツい生地のイメージが非常に強いので、あまり早くなかったのではと思っています。


今回は、日曜日に黒モールスキンの八の字サロペットを販売するのでブログに書いてみました。


アドルフ・ラフォンの始まりの一つとも言える八の字、もといコット406。フランス内でも見つけるのが非常に困難になってきています。

歴史を感じることのできるモデルを、ぜひ手にしてみてください!


むうちブロカント

ボウズ

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更新日:7月16日

こんにちは、ボウズです!


本日はボタンが製造された年代を素材ごとに分けて、フランスのヴィンテージワークウェアを見つけた時にその年代をざっくり判別できることを伝えたいと思います。


この内容はYouTubeに動画としてもアップロードしたので、お時間のある方は観てみてください :)


©Mouchi Brocante

まず、フレンチワークウェアの場合1つのボタンのモデルは製造されてから最長20年ほど使用されます(ex: 30年代に製造されたボタンは50年代までしか使われない)。

最長なので、10年しか使われないこともありますし、それより短い場合ももちろんあります。


なので、例えばカートンボタンが使われている60年代の服は(多分)ありません。


それから、ボタンの製造は20年代以前と30年代以降で結構違います。

前者の時代では中心がズレていたり形がいびつ、おなじ型でも大きさに差異があったりすることがありますが、後者の時代ではそれらがmm単位で管理されます。


それでは、ヴィンテージワークウェアのボタンに使われる主な素材を紹介していきます。


※()内に書いている年代は、ボタン製造に使用されていた年代です。ワークウェア製造に使用されていた年代は各項目内に書いています。


※これらは私ボウズが一週間丸々一日8時間ボタン仕分けだけに没頭し、時には断面を見るためペンチでボタンを割り、時には臭いを記憶するためライターで炙って時には骨やプラスチックが燃焼した臭いに頭を抱え、たまには現代に製造されたレプリカも見て研究した結果です。それなりに正しい情報だと思います。


①骨・角(〜1910年代)


©Mouchi Brocante

骨・角ボタンです。


製造されたのはだいたい1910年代までで、19世紀〜1920年代頃の服に使われます。


時を経て密度がカスカスになっているものが多い(写真左がカスカスになった図)ので結構わかりやすいですが、カスカスになっていなければとても見分けづらいです。


骨太であったり骨が細かったり、動物によって様々で加工がしにくかったのか、早々にボタン製造に使われなくなります。


②カートン(〜1910年代)


©Mouchi Brocante

©Mouchi Brocante

カートンボタンです。これは、紙を何層にも重ねて上からコーティングをしています。

ユーズドであればコーティングが剥げていますし、新品でもボタン穴にコーティング剤が固まっていることが多いので、判別しやすいです。


1930年代までのワークウェアに使用されました。


③シェルボタン(〜1910年代)


©Mouchi Brocante

シェルボタンは、原則としてリネン100%の服かコットンのシャツに使用されます。


厚いものもありますが基本的には薄く、軽いのでそういった生地の負担にならなかったのが理由だと思います。


1930年代頃まで使用されていました。


④ガラスボタン(〜1920年代)


©Mouchi Brocante

©Mouchi Brocante

ガラスボタンです。白、黒、クリーム色に加えて様々な色があります。

中でも黒のガラスボタンはマットなコーティングが施されていることが多いです。


メンズではほとんどシャツにしか使われませんが、たまにワークコートやジャケットに使用されることもあります。そんな場合は結構レアかもしれません。


反対にレディースのヴィンテージ服には結構使われていました。


1940年代頃まで使用されていました。シャツは半透明プラスチックボタンが使われることが多いですが、その場合はそれに伴って生地もよくない物がほとんどです。


⑤メタルボタン(1910年代〜1930年代)


©Mouchi Brocante

メタルボタンです。

頑丈さと軽さを両立させたかったため、中が空洞になるように加工されているか、二層構造になっています。


丸穴とクロス型がありますが、どちらかと言えば後者の方がワークウェアには頻繁に使用されています。なぜかパンツに使われることの方が圧倒的に多いです。


上記の通り軽さも併せ持っていますので、マキニョンのリネンパンツにも使用されますし、逆にコーデュロイパンツやモールスキンなど厚い生地の物にも使われました。


1950年代までのワークウェアに見られます。


⑥アルミボタン(1930年代)


©Mouchi Brocante

正直アルミボタンとメタルボタンは本当に素材が違うのかわかりません。

一つ言えるのは、こちらは二層になっていませんし、中が空洞にもなっていません。


ワークウェアでは、コットンツイルの服に使用されますが、使用頻度は少ないです。おそらくメタルボタンほど頑丈さがなかったためだと思います。


ワークウェアにフォーカスしていましたが、一番有名で人気なのは初期のM-47まで使用されたミリタリーの物です。


使用されるのはだいたい1940年代頃までです。


⑦木製ボタン(19世紀〜1940年代)


©Mouchi Brocante

フランスのヴィンテージワークウェアのボタンに、最も長く使われていたのが木材です。

軽さと丈夫さはもちろん、加工も比較的簡単そうです。


そして、個人的に一番綺麗だと思うのも木製ボタンです。どんな染め方をしようが木の色がほんのりと残り、木目も見えてとても美しいです。


1950年代まで使用されました。多分前半までです。


⑧コロゾボタン(1940年代)


©Mouchi Brocante

コロゾボタンです。

植物性アイボリーと言うことですが、結局なんのことかわかりません。とにかくフレンチヴィンテージボタン最後のナチュラル素材です。


ワークウェアであればほとんどが黒とベージュ、ミリタリーにはベージュやカーキなどカラーパレットは少ないですが様々な色が付けられます。


1950年代(多分前半)まで使用されました。


⑨プラスチックボタン(1950年代)


©Mouchi Brocante

プラスチックボタンです。

コロゾと何がちゃうねん、となりますがやはりナチュラルとケミカルでは心の部分で結構違います。


特にプラスチックの場合、側面に独特の切断跡・裏面中心に凹みがあることが非常に多いです(写真右の右側に切断跡と中央の凹みがあります)。


1950年代(多分後半)から使用され始めます。


フレンチヴィンテージでおすすめできるのはプラスチックの黒・白・半透明の生成りまでで、青や緑など妙な色のついたプラスチックボタンが使われている場合、ガラスボタンの項でも書きましたがそれに伴って生地もよくないことがほとんどです。



いかがだったでしょうか。


フレンチヴィンテージの場合、タグだけで年代を判別しようとすると非常に不正確な情報にたどり着きます。それぞれの素材がボタン製造に使用された年代を知ることで、ようやくある程度その服の製造された年代を特定することができます。


タグのない服も多いので、知っておいて損はないと思います :)


むうちブロカント

ボウズ

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